2012年02月06日

ボリューミーな軽い食感(大山マルジュー)

写真の撮れない瀕死のガラケーから流行のスマートホンに変えて
すっかり撮影に困らないどころか
データが貯まりすぎて既に困っているという
人間万事塞翁が馬な状況ですが
みなさま、あけましておめでとうございます。


最近、巣鴨だの大山だのに顔を出す機会があるので
(ううんまだ、まだその年齢じゃない、たぶん)
地元密着パン屋さんに入ってジロジロパンを見つめては
ニヤニヤとひとり楽しんでおります。

大山駅前のマルジューは、コンビニと渾然一体として
何故だか天井が高い、不思議とオシャレなつくり。

でも老舗ですから。
老舗の活気ある人気店ともなれば
パンだって気張ってるよ。うん。

まずは、大山という大きな焼印のついた
四角いこのアンパンは
ホイップクリームが入ってボリューム満点。

maruju1.jpg


わー、お饅頭みたいーー。


そうそう、チョコ入りのデニッシュって
普通だと四角いのが多いよね?

クロワッサンだったらチョコは中に閉じ込めて
温めなおした時の
ジューシーさを味わうのが醍醐味だと思っていたけど

maruju2.jpg

わーチョコ、ちょー出てるーー

チョコより断然パンのが大きいこの形では
チョコクロの醍醐味が薄れる気がするけど
さすが、大山、固定観念なんかに縛られやしないよ。

クロワッサンが大きけりゃきっとオッケーなんだよ。


そして、気になって買ってしまったのは
その名も3種のチョコパン。

えっ3種ってすごくない?
どんな3種が入っちゃってるんだろう、
生産地の違いとか?カカオ的な違い?
ミルク的なビター的な違いとか?
それを板とクリームで分けちゃったり?

興奮してネームカードを読むと
生チョコ・チョコクリーム・コーティングチョコの3種・・・。

maruju3.jpg

ほう・・・、コーティング・・・


これ1種にカウントするとは。
なかなかやるなあ。


そこまで言うならと勇んで食べてみると
残念ながら、残りの2種の違いがさっぱりわからないほど
ホイップチョコとして一体化してしまっているの・・・。
美味しいんだけどさ・・・。

せっかくなら、チョコスプレーも入れて4種のチョコにした方が
もっとグレイト感が増すんじゃないかと
そんなことを思いました。

maruju4.jpg

ほらあるよ、チョコスプレー。


まだまだ奥深い大山界隈は
もう少しのんびり探究していきたいと思います。


うっかりしていましたが、お味は
それぞれボリュームあるように見えて大変優しく
ホイップの軽い食感で
パクパクと美味しくいただいてしまいました。

町のパンにありがちな生地がネッチリ柔らか&甘すぎるということもなく。

ただね、軽いパンって食べすぎが怖いんだよね。
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2011年08月20日

追っかけご近所?パン〜Boulangerie Lebois〜

さて死に体の携帯からまた自慢写真をば。

今年しばらくの間は地元以外まで出向いて買い物するのは
少し控えようかなと思って過ごしていたのですが
近所にステキなパンがあまりなくってねえ・・・(遠い目)

もちろん地震からは少し経った頃ですが、
ここあたりだったら近所の範疇じゃないか・・・?
と自分に言い聞かせてやってきたのは
中野富士見町のBoulangerie Lebois(ルボワ)です。

lebois_logo.jpg

・・・私がキノコが苦手なことは黙っておくとして。

こちらは大好きなお店の一つ。
山小屋風の造りがカワイイお店で
ハードからデニッシュまで粒ぞろいに美味しいお店です。

私の中で定番なのは馬蹄型のクランベリーノワ
lebois_3.jpg
これ、心の師匠になぜか名古屋で初めてもらって
興奮して1人部屋で食べた思い出の味。

さらにステキなデニッシュから
lebois_1.jpg

チーズのはみ出し具合がたまらないハード系まで
lebois_2.jpg

今回は、こんなのも見つけました!
lebois_mimi.jpg

わーお、パンの耳とはいえ、
分厚くてとっても食べ応えアリな耳!
これで100円ですよ、ルボワのパンドミ試せてこの値段!
チョーお買得っっ
(これのおかげでパンドミ関連の悩みが解決しました)

(だってブドウとか蜂蜜とかムハーなパンドミ沢山あるんだもん)

そしてレジでショップカードをもらおうと見てみると
高円寺にあるYonchomeCafeのカードがある。
聞くと、YonchomeCafeのハンバーガー用にバンズを卸しているんだって!

えー!!知らなかったー!
YonchomeCafeは深夜まで結構美味しい食事やコーヒーが飲めるので
(勿論お酒もね)結構行ってたのにー。

そんなわけで、タガがはずれたように情熱を抑えられず
高円寺だって近所の範疇じゃないか、ということで
YonchomeCafeも行っちゃいました。
lebois_buger.jpg

壊れかけの携帯カメラで撮れたのはこれだけですが
ハンバーガーはちゃんとフライドポテトとか諸々と一緒に
お皿にタップリ盛り付けてあってボリューミーでした。

バンズはサクッとした後にしっかりと食べ応えがあって
ほんのり甘味のあるタイプ。
ハンバーグも大変ジューシーでレタスもタップリ。
とても食べ応えがあって美味しい!
(値段的にも近所の佐世保バーガーに負けてないよ)

そんなこんなで溢れる情熱にとりつかれ
執拗にleboisを追いかけた1週間でした。


※今検索してたらBoulangerie Leboisにオンラインショップがある!
知らなかったー。
でもオンラインショップの写真が、実物より
なんかちょっと元気がなくてちょっと残念。
posted by aya at 10:00| Comment(0) | TrackBack(0) | パン日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年08月19日

カワイイ顔して大胆なパン〜食パンcafe〜

この半年で随分と色々あったものだけど
とりあえず美味しいパンが食べられるのは有難いことで
ひとつひとつ大事に食べなきゃいけないな

そんなことを思っていた矢先に
携帯のカメラ機能が
10回に1回位しか立ち上がらなくなりました。

初めて携帯が2年壊れなかったよ
私もモノを大事にできる立派なオトナなったよ
ポポポポーン
くらいに思っていたのに、この裏切りはなんだよう。

そんなわけで、数少ない写真からもったいぶって出してみます。

今年6月くらいに下落合といっていいのか高田馬場なのか
いやそれとも落合なのか?
という色々微妙に遠いけど車やバスの通りが多い
「小滝橋」近くに「食パンcafe」なるものが出現しました。

何それ、何なのその萌えネーミングッ(鼻息)

小さめなcafeですが、カウンターで日替わりの
レーズンやシナモンやトマトなどの食パンを買うことができます。

この近くに姉が住んでいまして、早速テイクアウトで
レモンフレンチトーストってのをいただいたんですが

うおーーーっ
(フワフワのフレンチトーストで
パン自体の美味しさはわかりにくいけど)
レモン味ウマーーーっっっ!!!

甘い味の中にスッキリはっきりレモン味が香るよ!
すごくフレッシュな香りだよ〜〜〜!!
(案の定写真は撮れなかった)

これは店舗で食さねば、と張り切って行って来ました。
ランチセットのゴルゴンゾーラ&蜂蜜トーストset。
奇跡的に撮れた写真はこちら。

shokupan.jpg

フワッと柔らかめの食パンにゴルゴンゾーラをどかんと乗せて
蜂蜜かけちゃう大胆食パンです。
デザートにはパンプディング。
飲み物はセルフでティーバックの紅茶。

うん、この蜂蜜ゴルゴンのバランス美味しい!!


・・・ただ、これってランチで紅茶やコーヒーより
ワインやシャンパンの方が
もっとしっくりくるような・・・?

更に言うなら、もう少しシッカリした生地のパンの方が
お酒に合って好みなような・・・

わ、私、やっぱり汚れきったオトナですか。

すみません、すみません。
心優しいフワッとやわらかパン好きの方には是非オススメです。
も少しシッカリした食パンが好きな方にも
レモンフレンチトーストは一度試して欲しいです。

あ、チョコペーストをしっかりのせてある
チョコトーストもちょっと塩気が強くて
あまり好みじゃなかったのですが(まだ言うか)
とはいえ、そのシンプルな見た目と
チャレンジ精神は素晴らしいと思うので
今後にぜひ期待したいパン屋さんです。
posted by aya at 20:11| Comment(0) | TrackBack(0) | パン日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年01月18日

歩きパクチー(バインミー・サンドイッチ)

いつもなかなかサンドイッチに出会えなかった
高田馬場バインミーサンドイッチで初めてチキンのサンドイッチ。
大きい500円サイズ。

banhmi1.jpg

小さい店内のカウンターショーケースには山のような人参と大根。
なるほど、これは酢漬けで、色々なサンドイッチにモリモリ入ってる。
この酸味がタップリチキンとパクチーと相まってサッパリとしていて美味しい!

そして何よりパンが!
外がバリっとしていて中はモッチリって、陳腐な表現だけどその通りで。
そしてバゲットほど目が粗くなく、パンドミほど柔らかくない
この中間の感じが、サンドイッチとして食べやすくって美味しい〜〜〜
この山のトップがね、山型パンの山のところとバゲットの皮のいいとこ取りした感じ。

ベトナムはフランス植民地時代にフランスパンが根付いたというけれど
テレビやらメディアの情報で想像するに、暖かい場所でもあるし
かなりムッチリパンだろうなってイメージだったので
このパンはズバリ!イメージ通り!!

チキンもタップリ入っているし、高田馬場の学生達もこれなら満足でしょう。
女性はミニの300円サイズでも充分かも。

そして人気があるようだった海老アボカドサンドは、
ちょっと懐かしい昔ながらのサラダドッグみたいなドレッシング味で
ちょっと安っぽくてもったいないと思ってしまった。
チキンの方がシンプルな味付けだっただけに。

でも男子学生や年配の人には親しみやすいのかもしれない。

もっちりした甘い味のパンも売っていてそれも美味しいのだけど
とにかくサンド用のパンを買って帰りたいくらい好きだー。

今度は豚肉も牛肉も食べてみよう!
posted by aya at 22:21| Comment(2) | TrackBack(1) | パン日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年03月07日

代々木上原重量級ツアー(ルヴァン)

さて、前回贈り物用のパンを求めにカタネベーカリーに行ったのですが
うん、やっぱりここはドンとハード系もないと心の均衡がとれないよね!
ということで、迷いなくまっすぐルヴァンに向かう。

ルヴァンではどうしても好きなものばっかり買っちゃうんだけど
今回は珍しいものを発見しました。
ラスク

それはラスク!

ラスク

そうかラスクか!盲点だった!
こんなミッシリと硬いパンでラスクを作るなんて!
そりゃウマイに決まってるじゃないか!

ほんのりと甘い、そして食べやすいカリカリ具合で
食べるたびに違うパンが出てくるワクワク感。
これは、カリカリ好きの人にはゴマクッキーより楽しいぞ!


さて地味に変幻を遂げていくゴマクッキーは今はこんな形。

ゴマクッキー

ちょっとハートというよりはメガネみたいだね。
持ち運びには向いてそうだけど。

ちなみに私が好きなのはこのあたりの形でちょい軽めの硬さでした。
2004年のゴマクッキー。
ゴマクッキー2004

こうして見比べると、以前は白っぽいね。白ゴマだけだったのかな?


そしてナッツとドライフルーツ空前の祭典、ベルベデーレ。

ゴマクッキー2004

粉なんて、彼らをそっとつなぎとめるだけの存在。
かなりのジューシーさと重みで愛を確認しあう素晴らしい逸品です。

いろいろなお店でベルベデーレのようなものを見かけるようになったけど、
ここのイチジクのねっとり感とナッツの絡み合いがたまらなく愛おしい。


代々木上原は魅力あふれる店がわんさかある町だけど
私はやっぱりカタネとルヴァンだけで満足かもしれないな。
(重量的にも、ね)

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2010年03月02日

溢れ出るキャラメル(カタネベーカリー)

友人の自慢話を聞いていたら、どうにもたまらなくなって代々木上原。
向かうは脇目も振らずまっすぐにカタネベーカリーです。

代々木上原からも幡ヶ谷からも7,8分?
住宅地にポツンとある小さなお店ですが
いつ訪れてもひっきりなしにお客さんが入っていく。

地下のカフェも行きたいところだけど
今回は知人に差し上げるパンを、というコンセプトだったので
ぐっとこらえて遠慮がちに選ぶ。

ハードは小ぶりなものが多く、
全体的には、甘い親しみやすいパンの割合が高く
ハード好きな私には珍しい気もするんだけど
もうなんだかミッチミチに美味しいオーラが溢れ出て
再訪せずにはいられない店なんですよ。うん。


その中でも鼻息が止まらない一品がこれ。
キャラメルナッツ

キャラメルナッツ

パイというよりしっとり且つ存在感のある生地にクリームを敷いて
苦いヌガーのようなキャラメルにまぶされたナッツ達が君臨している。
ナッツが歯ごたえ軽く、見た目よりずっとずっとあっさり食べられて
ナッツ好きなら2個は軽くいけるかもしれない。

とても素晴らしいパンなのだけど、ガサガサと持ち歩くと
キャラメルが紙袋から染み出しやすいのが難点。
(え私だけ?)


あみパンはハーフを。

あみぱん

シナモン入りの編み編み、お砂糖がけのパンは、
懐かしいようでパン生地がしっかり味わえるところが新しく。
牛乳に合いそうだなあ。

荷物が多いのにパンドミも。

パンドミ

何故だろう、抱きしめたいのに抱きすくめられるような
カワイコちゃんなのにママのような(お母さん、じゃないんだよなあ)
優しいけど奥深い、まさしくキャラメルヌガーのような愛に溢れる
素晴らしいお店だといつも思うわけです。

そして大変満足した私は、あとちょっとだけハードパンが欲しくて
まっすぐルヴァンに向かうのです。
(つづく)

posted by aya at 03:03| Comment(0) | TrackBack(0) | パン日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年02月10日

バターを溶かす愛(ブロートハイム)

何年振りか思い出せないほど久々に桜新町。
目指すはもちろんブロートハイムです。

カフェもできて広くなったとは聞いていたけど(5年前の話題)
うわー、もうのっけからびっくり
角にある車2台分の駐車場、以前の店舗ってこれくらいだったよね?

大きくなった店舗を感慨深く外から眺めてから
ゆったりとパンを選び、ちょっと小腹もすいたのでカフェへ寄る。

こじんまりとウッディな店内は
「パン屋横に作ったちょっとしたほんわか小洒落カフェ」
ってイメージなのですが、ところがどっこい
メニューからはジワジワと本気度が満ち溢れている。

サンドイッチやシチューにスープはまあ定番だけど
数種のトーストセットってなかなか見かけない地味に夢のメニュー。
(だってパンドミ系なんて自分で買うと2種が限界じゃない?)

それに加えてリエットやジャムやはちみつにマスカルポーネ等が
一人前サイズで注文できるという
パンそのものを愛でること前提に作られたこの細かいメニュー構成!

そしてそして、注目すべきは
国産・エシレの有塩・無塩バターが選べてるんです!!!
エシレはパッケージのままだから400円近くしたけど、
国産は100円台だったはず。
これでバターは君が思うがままにゴッテリ乗せられますよ!
(バターとは塗るものではなく、乗せるものだと思うのです)

この普段使いのカフェでこのバターラインナップってすごくない?
そもそも国産・エシレはもとより、無塩・有塩を選べるなんて
画期的なメニューじゃないの?!(ビバ・無塩)

しかもバター有料にもかかわらず
数種のトーストセットにはデフォルトでバターがついてくるんですよ。
これまたバター有料店としては画期的。
しかもそのサイズったら、サイコロキャラメルの箱サイズはあるよ!
キャラメルじゃなくてサイコロの箱のほうのサイズだよ!!

メニューにはワイン等もありますが
飲み過ぎはお断りとか、携帯撮影禁止とか、ベビーカーも禁止だったかな?
などなど色々注意事項が記されております。

そりゃあそうだよね、静かに置いてある本でも読みながら
ここのパンにバターたっぷりつけてワインなんか飲もうもんなら
マスカルポーネにはちみつかけて一杯
リエットにちょっとジャムでものせてもう一杯・・・
いつまでもエンドレスで飲めちゃうもんね、と
普段なら細かい注意書きが苦手な私も諸手をあげて賛成です。

あ、コーヒーも大変美味しくカフェオレもボリュームがあるので
お酒が飲めなくても物凄く楽しめること請け合いです。
もちろんサンドイッチやシチューセットは大変丁寧なつくりで
サンドイッチのパンの具はもとより、ベースに塗ってある
酸味とバターの香りがするクリームがたまらなく薫り高い。
ああいい香りだあああ


えとバターばかりじゃなんなのでパンについても少し
一時期超有名だったバゲットなんかも
今味わうととても軽やかで、普段無塩バターが好きな私も
これなら有塩でもいいかな、というほど。
食事を生かすバゲットなんだろうな、と。

baguette1.jpg


大好きなモーンも全体的にサクサク軽くて食べやすい。
ドイツパン屋さんで軽いというのが褒め言葉なのか迷うところだけど。

mohn.jpg

そしてぎりぎり1月終わりだったのでガレット デ ロアのスライスを。
うん、さっぱりガリッとしなかったよ。うん。

galette.jpg

打って変わってこんなのも。
cornet.jpg


そういうわけで、今後ブロートハイムに行く場合は
必ずカフェに寄ってバターとのコラボレーション、
いやこれぞマリアージュいやいっそハネムーンか?
を楽しむと心に決めた次第であります。
ありがとう、ブロートハイム。

(注:カフェはゼーバッハというんだそうです)
posted by aya at 03:09| Comment(0) | TrackBack(0) | パン日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月05日

思い出のロゴ(boulangepicier be)

伊勢丹のboulangepicier beが8月で撤退してしまいました。
六本木の店舗がなくなっていたので、あれ?と思ったら
すべて撤退のようで。

アラン・デュカスのプロデュースとして鳴り物入りで入ってきたように思うのですが
多分私の記憶する限り3,4年での撤退ではないかと。

うーん、かなりな高級ラインだったからなー。
その割に、心弾むパンチがあまり感じられなかった気がして
それほど通ってはいなかったのですが。

とはいえ、色々と好みのムラはあれど心くすぐる形のパンが多かったので
ブールとリブレは通りがかると買ってました。

ブール
boule.jpg

ちょっとグンニャリしちゃったけど
このとんがり頭と尻尾がなんともいえない。
中身は意外にも気泡は大きめで、ザラッとした歯ざわりだけど噛むとシットリ。
カワイイ上に知らず知らずに食べ進んじゃう味。


本型パン、リブレ
livre1.jpg

当初360円かー高いなーと思って滅多に買わず眺めるだけだったのですが
ある日のこと

livre2.jpg

あれっ?縮んだ?!


と目をゴシゴシすると、値段も200円。
あらま、高いからサイズチェンジ?なんて思ったら
どうやら両方あったようで。

livre3.jpg

小さいの作るの大変そう。

こんなこと言うのもアレだけど、安い値段のリブレがあるなら
別に大きいサイズは日本では必要なかったんじゃないかしらなんて
余計なことも考えてみる。

味はこれまた意外にシットリほんのり甘めで、本のページがちょっとだけカリっと。


さて、見た目のかわいさはパッケージにもありました。

package1.jpg

紙袋はパン屋にありそうでない、やわらかい上品なイメージ。
小袋はカワイイ。

package2.jpg

小さいbのモノグラム。
プーーリチーーー。

そして、最後だし、と奥様方の中に混じって初イートインもしてみましたよ。
料理よりテーブルの左下に輝くロゴにビックリ。

lunch.jpg

ええと、色々残念だけど、この机が欲しいです。
ひょっとして感想間違ってますか。
posted by aya at 23:15| Comment(0) | TrackBack(0) | パン日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月11日

息が止まりそう、目が廻りそう(ブノワトン)

なかなか書き始められなかった記事をここに。

ショックで息が止まりそう、目が廻りそう。

敬愛してやまない伊勢原のパン屋「ブノワトン」の店主
高橋幸夫氏が8月1日他界されました。
享年42歳。
若い、若すぎる。

ブノワトンは
普通にフツウじゃない美味しさを
凝っているはずなのにさりげない味わいを
珍しいのに懐かしいまぼろしを
そんなパンが並ぶ、魔法のように素晴らしいお店。
いつでもどんなパン屋がやってこようと
年に1回しか行けなかったとしても、心のベスト3に数える店でした。

来年の3月29日に閉店するそうです。
昨年オープンした箱根の姉妹店というか、
セカンドラインのような「麦師」は続いていくのだとか。

ブノワトンのお知らせ
http://www.benoiton.net/news/#1249613622-905322

個人的にはブノワトンに続いて欲しいと思いつつも同時に
あの店はやはり高橋氏がいないと成り立たないのかな、とも。

なんて、しみじみしてはいられない!
取るものも取り敢えず、暑い中行ってきましたよ!

ブノワトン
ブノワトン入口横のオブジェ。
いつできたんだっけ、これ??

長くなるので続きはこちら
posted by aya at 23:37| Comment(0) | TrackBack(0) | パン日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年09月05日

新?旧?発見バタートースト(STEAK AOYAMA)

書かねばならないことは色々あるのですが
先日ちょっと驚いたバタートーストの話を。

庶民な私のことですから、鉄板焼の素敵なお店なんてーものは
人生で数えるほどしか足を踏み入れていないもので
ひょっとしてこれが当たり前だったらどうしようと
ドキドキしながらお話しさせていただきますです。


先日ちょっと神戸にいってきたもので(自慢ポイント)
なんとかして神戸牛を食べなければなるまいと
トアロードにあるSTEAK AOYAMAでステーキランチを注文し、
ステキなロマンスグレーのシェフにステーキを焼いてもらっていると
パンが運ばれてきたのです。

あ、食パンなんだー、しかしすごいバターたっぷりだなー

と思ったらそのお皿はシェフの方へ。
あれ?っと思ったらバターの半分を豪快に鉄板にジューッ

siro1.jpg
わー

siro1.jpg
わーー

siro1.jpg
わーーー

パンを焼いてからバターを塗るのではなく
バターを乗せてパンを焼くのでもなく
茶色くなるまでたっぷり焦がしたバターの上で焼かれた
今までになかったとても香ばしいバタートースト。

ジューシー、且つ揚げたようなこんがり感が
なんとも言えず美味しい〜〜〜。
ううむ、バタートーストで今更新発見があるとは・・・

ひょっとして、今まで私が知らなかっただけ?


あまりの衝撃に、家でフライパンで真似してみたけどホント美味しかった。
コツは思い切ったバターの量と
片面ずつバターをきっちり焦がして焼くことかと。
あ、ナイフで切る時やけどに注意ってのも。


ちなみに神戸牛も大変美味しかったです。

siro1.jpg

posted by aya at 13:44| Comment(2) | TrackBack(0) | パン日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月03日

粉と油のマリアージュ

高尚な宴会が延期になったため、アジアな猥雑な宴会に変更に。

歌舞伎町の奥の奥にある上海家庭料理屋さんで
ガツガツ食べるお供に頼んだ揚げパン。

揚げパン

ムチャムチャうまーーーーーーい!
なにこれ、なにこの揚げ具合と中のこのロール具合。
この皮ってば、見た目通りにカリカリこんがりで
全然油っぽくないの。
油もすべて旨みと化して、まるで北京ダックのよう。

ほんと、この揚げパンの皮を北京ダックの代わりに巻いて食べてもいい。
(天下御免の炭水化物な逸品)

いやほんと驚くほど美味しかった。
ちなみに揚げる前はこんなかんじ。普通の蒸しパン。

蒸しパン

中のロール層はどちらも見事だけどね。

肝心のお料理は後日ジワジワ身を責めるような辛さで
更に恐ろしく二日酔いする焼酎を飲んでしまったため
次に行くにはかなりな勇気がいるけど
この揚げパンを食べられるなら、またチャレンジしてもいい。

多分。そのうち。

posted by aya at 19:47| Comment(0) | TrackBack(0) | パン日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月02日

復活のしるし(ついでにグリル梵)

2台続けてクラッシュかと思われた私のパソコンが
かろうじて1台生還しました!

ワー!!キャー!!!やったあぁぁぁっぁぁ@!!!(血の涙)

一時、我が家は恐ろしい磁場にでもなっているのかと大いに悩みましたが、
パチョコンの神様もまだ私を見捨てていなかったようです。
ほんっとうによかった。

とりあえず色々ちゃんと動くか試そうと久々に自分のブログを見たら
なんだこれ、全然パンの話をしてないじゃないか。

パンの神様に見放されないうちにひとつパンの話でも。

昨年秋に東銀座にオープンした大阪「グリル梵」。
新世界の本店とは似ても似つかぬ小奇麗なカウンターの店ですが
ハーフサイズのヘレカツサンドをテイクアウトしてみました。

梵ヘレカツサンド

ごめん、写真の色悪かったかしら。

ちなみに新世界のフルサイズのヘレカツサンドはこちらです。(2年前の品)

梵本店

東京の小奇麗な店のヘレカツも新世界の本店と同じく
揚げ物に弱い私が魔法にかかったように
モリモリサラリと食べられる一品なのです。

もちろんその後も胃もたれしない。
トンカツサンドよりあっさり食べられるかも。
いや、お肉だけ食べるなら豚肉のほうが飽きずに好きなはずなんですが。

グリル梵の新世界の本店っていうのは
私の中では渋谷ムルギーカレーを小さくして
ワイワイ賑やかな浅草で開店したような
そんなイメージの店でして。(なんとなく掴んでいただければ)

東京の小綺麗なカウンターもいいんだけど、本店でもう一度食べたいなあ。
posted by aya at 05:44| Comment(0) | TrackBack(0) | パン日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年09月02日

夕立はローズの香り(LADUREE)

私はある重大な情報を掴んだのです。

ムハーっと鼻息荒くなったところで振り返ると、闇夜を切り裂くいかずちがドーーーン。

こ、これはもう私にカミナリサマが(高木ブー仕様)行けと言っているに違いない!

そんな訳で雷雨の中、きっと行列が短いだろうと予測して行ってきたのは、
銀座三越2階に出来たおフランスの老舗、
マカロンで有名な「LADUREE」(ラデュレ)でございます。

昨年、ソフィアコッポラの映画「マリーアントワネット」で
豪華絢爛なお菓子を丸ごと担当していたのがこのLADUREEです。
日本で映画が話題になった頃から、期間限定で三越に出店していたのですが
とうとう満を持して銀座三越に先月、店舗が現れました。

わーいわーいおフランスの香り〜〜と思って見つけた店舗は、何だろう
LADUREEの古きよきホテル風なシットリした色合いとしつらえが
三越に妙に馴染んでいて、新しい感じがしないのは私だけ・・・?

さて夕立を押し切って来た割に、三越の閉店時間間際だったこともあり、
テイクアウトはもう終了だそうで、負けるもんか、当然サロン・ド・テに突入です。

こちらは夜11時半までの営業。
コースもありますが前菜やサンドイッチのアラカルトに、シャンパンやワインもあって
もちろんアフタヌーンティー(二人〜)にケーキにお茶もできるので
かなり幅広く使えそう。

そう思ってメニューを拝見しますと、自分にいかづちがドーーーーン


チキンサンド2400円・・・。
気軽に入ったのに高いザマス・・・。

サンドイッチ

堂々と撮るのが恥ずかしくて、こんな画像ですみません。

パンはカリッと香ばしく焼いてあって、具と静かにマッチして
パンが主張しすぎない美味しいサンドイッチだけど、だけどだけど
ボリュームバランスとして、このポテトの太さは
ちょっとラデュレのお上品さにそぐわないのではないかと。
いやでもフランスの食べ物って結構ボリュームあったけどね。

デザートにイスパハン (ローズのマカロン、ローズペタルのクリーム、フランボワーズ、ライチ)

イスパハン

学生の頃、トイレの香りそのまんまのアイスを食べてから
ローズのスウィーツは慎重になる私も
LADUREEのマカロンなら全く問題なく、というより
あえて楽しみたい程にこちらのローズはステキなのです。

そう、あのトイレのような鼻にツンと来る部分の香りが全くないのです。
優しい、柔らかでほのかな、トイレとは全然違う香り。
(いいかげんトイレから離れよう)

このケーキは真中にライチが入っていて、ほんのりローズの香りと
酸味のあるフランボワーズとライチがスッキリサッパリ。
複雑な香りをひとつにまとめあげるこのワザは
香りの発達したフランスならではだよね〜〜〜と1人頷きながらいただく。

以前の日記にも書いたようにフランス人は本当に酸味が好きなんじゃないかな〜。
LADUREEに至っては、酸味と香りの使い方が歴史的段違いにハイレベルだと思うのです。

今回はテイクアウトできなかったけど
次回はぜひ、スッキリサッパリなフレーバーのマカロンを買いに行こう!
と決意を新たにするのでした。

そういえば、フランスにあったような、大きいサイズのマカロンがなかったようだけど
あれは、売り出さないのかなあ。
大きいマカロンって見た目も食べ応えもなかなか楽しかったんだけど。


近々マカロンの詳細もアップしたいと思います。
(パンはどうした)
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2007年10月30日

六本木でフランスの四股(サダハルアオキ)

六本木ミッドタウンに初めて足を踏み入れたので
記念に(?)サダハルアオキでパンを買ってみました。

どうでもいいけどサダハルって変換すると
貞治って出ちゃうよフラミンゴ。

さて貞治じゃなくてサダハルアオキは
フランスで修行、開店して名をあげ
日本に逆輸入されてきたケーキ屋さんなわけで
そちらのパンなのですから
パティスリーのヴィエノワズリーと表現するのが正しいのだろうけど

アプリコット

でかっっっ

下のハガキが見えません。

ヴィエノワズリーと呼ぶより
でっかいパンですねーと呼びかけたくなるようなこのパンは
ブリオッシュ生地にたっぷりのクリーム、
そしてアプリコットがどーんとのってます。
デカイ。そして重い。

そしてこのアプリコットが!!
ス〜〜ッッッパイのなんのってもーーーっっっ
生地とクリームの繊細さからすると
ムハーっと驚くべき衝撃のスッパさ。

3つのアプリコットを同時に2つも食べられないほどスッパイんです。
3回に分けて食べないと食べきれません。
好きだよアプリコット、スッパイのも好きなんだけど
ぐわーーーーーっ

そういえばPAULにも相当スッパイのがあった。うすーいパイ風の。
フランス人はスッパイのが好きなのか。

クリームとこの酸味の強い組み合わせは
日本では珍しんじゃないかな。
チェリーやアプリコットのデニッシュは山ほどあれど
これに対抗できる日本のパンといえば
梅干アンパン(箱根の渡邊ベーカリー)レベルでないと。


クリーム

こちらは揚げてるように見えるけど
同じブリオッシュ生地(たぶん)のクリームパン。

何故だろう、なんだかパン生地の内側がしっとり感じられず
パンとクリームがよそよそしく、まったり一体になってないような、
うーん、それぞれは美味しいのだけど。

生地としては、デカスッパアンズパン(その呼び名でいいのか)のほうが
重みとクリームのしっとりさでいい感じだったのに。


抹茶小豆

そしてコレ、サダハル氏独特の和と洋のコラボレート。
抹茶のクリームと小豆がグルグルとデニッシュ生地に巻き込まれて
上にはアンズジャムがピカピカに塗られて
抹茶がふわりとかかっています。

よくコラボをされる和菓子のお店一幸庵は大好きなんだけどね。

結構あんこがあまーーく感じます。
そしてリッチなデニッシュ生地に抹茶の味も入ってきて、
甘くて酸味のあるアンズジャムが重く
うーんうーん、ごめん、
私あんまりこのバランス好みじゃないです。

抹茶はどうしても抹茶ミルクとか抹茶アイスとか
プラス1種類あたりが限界なのではないかと。
そうじゃないと抹茶って個性強いから邪魔なような〜〜。
複数のなかの一つに使うんだったら緑茶がいいんじゃないかなあ?
と、抹茶好きの私は感じちゃいます。

この小豆使いと抹茶使い、アプリコットの酸味といい、
そしてヴィエノワズリの大きさといい
この個性のがっぷり四つのぶつかり合いが
フランス風なのかしら、と思ったのでした。
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2007年09月28日

駅弁ならぬ駅パン(イル・ギオットーネ)

地下鉄キングの私は、日々乗換案内と戦いつつも
なんとか寄り道ができやしないかと
虎視眈々と敵(乗換案内)のスキを狙っているわけで

今回は大勝利。
乗換え6分の間に日本橋三越新館地下で
イル・ギオットーネのサンドイッチを買ってきました。
(出張前なのにそんな危険を冒す必要があったのかというのはおいといて)

イル・ギオットーネ

パックマンロゴには何か親近感が・・・?

ぱんきんぐロゴ

しかし急いでいたあまりアボガドに気をとられて、
ゆっくり開いてよく見たら下の塊はサーモンフライ。

サーモンアボガドサンド

あちゃー、サーモン系って意外と飽きちゃうこと多いんだよね。

おそるおそる一口食べてみたら・・・
あれあれっフワッとまろやかな柑橘系の香り。
ひゃー上品なサーモンフライだなあ。

フライに直接かけられているのか
下の野菜たちからうつった香りなのかまではよくわからないけど
強いレモンの香りじゃなくて、柔らか〜いのね。

歯切れよく中はむっちりのパンに
とろりとしたアボガドとサクサクにボリュームあるサーモン。

味わいの強い素材をパクパクっと食べさせちゃうのは
やっぱり最後にほのかに香るこの爽やかな香り。
うーん、細かい技が効くとこんなにバランスがいいのか。

お値段はそこそこするけれど
お料理のようなサンドイッチに大変満足な
汗だくの特急の旅でした。
いや、出張でした。


えーともちろん
爪の先ほどのレモンでお茶を濁したようなドックサンドも
本当は好きです。
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2007年09月11日

畑とお味噌の香るピザ(ななくさの庭)

自然食品のお店でマヨネーズを、と思ったら
1度は松田のマヨネーズを買ったことがあるんじゃないかな?
グリーンのカクカクっとしたニワトリラベルのアレです。アレ。

爽やかで穏やかな味の松田のマヨネーズ。
その松田のマヨネーズさんが埼玉北西部にて
石釜ピザ屋さんをやってらっしゃるという話を小耳に挟みました。

うわーなんだか聞いただけで美味しそう。
そりゃー食べてみたいでしょーーー。

というわけで早速行ってきました。
車でぐるぐるぐるぐる〜〜
ぐわーーーっっ(酔いやすい性質)
同じ性質の方、酔い止めは必須です。

「ななくさの庭」と名づけられたそのお店は
手作りの土蔵のような建物で、1階で食事を
2階はギャラリー等ができるようなスペースになってます。

ななくさの庭

お庭に釜があって、テラスでも食べられます。
すぐ奥は急斜面で、下は結構広い川が流れていて
気持いい風が吹いてきます。

ななくさの庭の釜


こちらのピザはなんと味噌酵母なんだって!
どんな香ばしい香りなんだろう〜〜。
野菜もその周りの畑でとれた自家製のものばかり。

メニューは趣向が凝らしてあって数多いので
どれも美味しそうで迷う迷う。
さてそれではいただきましょう。
一つ目はもろみピザ。

もろみピザ


うわー生地が香ばしくて端っこがカリカリで美味しいっ!!
薄いようでいて食べ応えがあります。
このピザはもろみを使ってソースを作ってあるんだって。
どんな塩辛い味なのかと思ったら
全くそんなことなく、とてもまろやかで香ばしくて
たまねぎと大葉がサッパリ。
それほど大きくないので、1人1枚は食べられそう。

次は季節の野菜にベーコンをプラスしたピザ

野菜ピザ


このトマトソースどーなってるのー??
すぐに鼻に届く香りは素晴らしく爽やかで
それでいて味はコクも甘味もあって
とーってもとーっても美味しい!
ピザソースとして売って欲しい〜☆
自家製野菜も自家製ベーコンも味わい深くしっかりしてるのに、
全く負けずに主張するソースが大変好みです。

三つ目はちょっと面白いアーモンドのピザ。

アーモンドピザ

トマトソースとアーモンドとチーズだけ。
さすがにアーモンドは自家製ではなく有機の輸入モノで
一緒に乗せて焼いてあるだけなんだっていうけど
このアーモンドがまたカリッと香ばしくて
いかにもアーモンドのアブラ臭さがなく
でもピザにはちゃんとコクを残していて
この三位一体を考え付いたこと自体がもう感動だ。

最後に玄米のピザ。

玄米ピザ

玄米を醤油味にして下に敷いてあるの。
ボリュームずっしり。
こんにゃく等も乗っててそして、ちょっとだけ辛い。

自然食って健康第一ばっかりに気をとられると
味が単調だったり、モソモソしちゃってたりっていうものが
結構多いと思うんだけど(まあ最近はそうでもないかな?)
ここのピザは、その辺をちゃーんと考えてあって
この玄米のぴリ辛さなんて、ちょっともうイカしててカッコよくない?

食事を楽しもうっていう心意気が伝わってきて
松田のマヨネーズしか知らなかったさっきまでより
ずっとずっと松田さんが好きになりました。

蕎麦屋もやってるようなので、次回はそこにも行きたいなあ。
posted by aya at 23:14| Comment(2) | TrackBack(0) | パン日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年09月09日

魅惑のトルコパン(阿佐ヶ谷イズミル)

阿佐ヶ谷駅前の雑居ビル、もとい
ええとなんだろうこれ強いて言うならモール?
ジャパニーズ雑居モール?
の中にあるトルコ料理「イズミル」に行ってきました。

HPで予習したところ、こちらのシェフは
パンやお菓子等粉モノが専門だったとか。
こりゃ楽しみだ〜〜〜♪

早速出てきました。エキメキ。

エキメキ

置かれたとたんにぶわ〜っっと広がるのは
バターと、なんだろうハチミツ?の焦げ目の香り〜〜〜♪♪
うおぅ、なんて香りだろう。
焼きたての香りは、まるでワッフルのよう。

しかし食べてみると外側はカリカリさくっと中は程よくシットリむっちり
でも甘くない。
香りは表面だけなのかな?
表はワッフル、中身は分厚いナンのようなそんなパンです。好みだな〜。
ワッフルみたいに5枚セットで売り出してくれないかしら。

その後手作り生地でできた舟形ピザも登場。
こんがりと焼けて薄い生地に包まれた舟の中には
トロ〜ッとモワ〜ッと、とろけるチーズなのですが
トロリと伸びるんだけど歯切れよく、いや歯離れよく(?)
塩気も薄くてとってもミルキー。

な〜んてな〜〜〜んて美味しいんだろう。
他にもトルコ料理には、つぶしたマメにヨーグルト合えにトマト煮込みに
私の好きなものばっかりだーーーーーー

ヒツジが苦手でトルコ料理を避けてきたのは大きな間違いだった、
これからは積極的に食べまくろう!と再訪をココロに誓うのでした。


☆めずらしくパンの考察☆

さて日記を書くにあたって疑問が出てきました。続き読む?
posted by aya at 17:09| Comment(1) | TrackBack(0) | パン日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月28日

お久しぶりですって何度書けば気が済むのか

お久しぶりでございます。

数年の空白の間にも、もちろんパンは食べ続けておりました。
更新もしないまま写真ばかりがいたずらにたまり続ける毎日。

コソコソとパワーアップもしておりまして
とうとうフランスのポワラーヌにまで行ってきました。
(注:フランスで一番どころか世界で一番有名なパン屋さんです)

わーポワラーヌって当たり前だけど
カンパーニュじゃないデニッシュなんかもあるうーーーとか
(日本じゃ空輸されてくるので日持ちするパンしかないのだ)
無造作にビニールに入れられたクッキーが
シンプルで気取りなくって美味しい〜〜〜とか
近所のスーパーや有名デパートに無造作に積んであるう〜とか
大変小鼻膨らむ鼻息の荒い旅でした。

それってぱんきんぐとしてクライマックスなんじゃないか、
事細かにレポートしなくていいのかと言われ続けておりましたが

・・・まあその話は追々。

また更新が滞らないように初心に立ち返って
シンプルに、面白いパンばかり狙わずに行きたいと思います。

いやなんかオチないと書いちゃいけないような足かせがあったもんで(何故)
短く、短く今日食べたパンだけ書けばいいんだよねといいつつ長いので
一旦この辺で〆させていただきたいと思います。

それでは皆様ごきげんよう。
いやポワラーヌ自慢がしたかったわけじゃないんだけど。
posted by aya at 22:27| Comment(2) | TrackBack(0) | パン日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月27日

美しく清きドック

美しい。
なんて美しいんだろう。

いまだかつて、こんなに美しく清らかな流れを見たことがあっただろうか。



やきそばドック 70円也。

なぜ?
なぜこんな綺麗なことに?!

お料理をしない方に説明しますと、うどんや蕎麦、そうめんなど乾麺は
乾麺のうちに一方を糸でしばり、そのまま茹でて美しい流れを作り出す、
という方法はあるのですが
えーだってこれ、やきそばだよ?
なんで?
どうなってるの?
奧から出てきたおばさんがやってるの?
それとも店頭にたってるおじさん、あなたが?

川崎から南武線で一つの尻手から徒歩5分くらいのパン屋「コンガリアン」。
名前もメキシカン(そうか?)でステキだが、
とても小さい店舗なのに「立喰コーナー有り」だの



ものすごく小振りで安いのに
不思議に手がかかって整頓されてるドックパンだの



(注:私の手は小さいんだってば)
他にも、小さいコロッケ系ドックも凝ってて美味しい。

ちなみに三色パンは「あん・白あん・うぐいすあん」
王道、かつ手が込んでいる。
チョコとかクリームや、気の抜けたジャムでなく、わざわざ三色あん。

ただ者でない何かを感じる店でした。
ほら、忍びとかそういう類なんではないかと。
posted by aya at 14:07| Comment(3) | TrackBack(0) | パン日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年02月21日

ディナーとパンとバターとワイン

珍しいことに、ここしばらく「ちょっといいレストラン」で御食事することが続き
わー、お財布が薄いーーー。(自腹かよ)
誘われるがままにノコノコついて行ったのですが、なぜかイタリアンが多い。
私が知らない間にイタリアンって流行なの?そうなの?
なになに、万博とか五輪でもあるわけ?

さて、もちろん食事じゃなくてパンのことなのですが
どこもかしこも自家製パンが出てくる。
すごく小振りな、ロールパンより小さくて丸いパン。

イタリアンのパンというのは、正直フレンチに比べて
重要視されてないんじゃないのかな〜という意識があったのですが
(その代わりツマミ的な粉モノは充実してると思う)
自家製パンが多いっていうことは、
パンの注目度が上がってるということなのかな?
日本だけの傾向なのかなあ、私としては喜ばしいとは思うんですが。

でもね
でもでも

パンに塩分がなくて、ついてきたバターも無塩だとか
パンはホカホカでも発酵不足なのか匂いが気になるとか
パンの味はいいのに、量が少なくておかわり出てこないとか

これじゃ料理美味しくったってワインすすまないじゃん!?

凝ったパンなんか出さなくていいから、
シンプルでしっかり塩気のあるパンに無塩バターもしくは、オリーブオイルを!
種類なんかたくさんなくていいから、美味しいパンを途切れずに!

これだけでディナーはより美味しく、ワインの消費も確実に上がるほど
素晴らしいマリアージュが生まれると思うんだけどなあ。
他の人達はやっぱりパンって注目しないんだろうか。
なんだか、ちょっと惜しい気持ちが続いて不完全燃焼。

また、こんなのやりたいなあ、なんて思ってしまった。
http://www.panking.info/diary/030216.htm

とりあえず自分一人でやるかな・・・。
posted by aya at 04:45| Comment(0) | TrackBack(0) | パン日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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