2010年02月10日

バターを溶かす愛(ブロートハイム)

何年振りか思い出せないほど久々に桜新町。
目指すはもちろんブロートハイムです。

カフェもできて広くなったとは聞いていたけど(5年前の話題)
うわー、もうのっけからびっくり
角にある車2台分の駐車場、以前の店舗ってこれくらいだったよね?

大きくなった店舗を感慨深く外から眺めてから
ゆったりとパンを選び、ちょっと小腹もすいたのでカフェへ寄る。

こじんまりとウッディな店内は
「パン屋横に作ったちょっとしたほんわか小洒落カフェ」
ってイメージなのですが、ところがどっこい
メニューからはジワジワと本気度が満ち溢れている。

サンドイッチやシチューにスープはまあ定番だけど
数種のトーストセットってなかなか見かけない地味に夢のメニュー。
(だってパンドミ系なんて自分で買うと2種が限界じゃない?)

それに加えてリエットやジャムやはちみつにマスカルポーネ等が
一人前サイズで注文できるという
パンそのものを愛でること前提に作られたこの細かいメニュー構成!

そしてそして、注目すべきは
国産・エシレの有塩・無塩バターが選べてるんです!!!
エシレはパッケージのままだから400円近くしたけど、
国産は100円台だったはず。
これでバターは君が思うがままにゴッテリ乗せられますよ!
(バターとは塗るものではなく、乗せるものだと思うのです)

この普段使いのカフェでこのバターラインナップってすごくない?
そもそも国産・エシレはもとより、無塩・有塩を選べるなんて
画期的なメニューじゃないの?!(ビバ・無塩)

しかもバター有料にもかかわらず
数種のトーストセットにはデフォルトでバターがついてくるんですよ。
これまたバター有料店としては画期的。
しかもそのサイズったら、サイコロキャラメルの箱サイズはあるよ!
キャラメルじゃなくてサイコロの箱のほうのサイズだよ!!

メニューにはワイン等もありますが
飲み過ぎはお断りとか、携帯撮影禁止とか、ベビーカーも禁止だったかな?
などなど色々注意事項が記されております。

そりゃあそうだよね、静かに置いてある本でも読みながら
ここのパンにバターたっぷりつけてワインなんか飲もうもんなら
マスカルポーネにはちみつかけて一杯
リエットにちょっとジャムでものせてもう一杯・・・
いつまでもエンドレスで飲めちゃうもんね、と
普段なら細かい注意書きが苦手な私も諸手をあげて賛成です。

あ、コーヒーも大変美味しくカフェオレもボリュームがあるので
お酒が飲めなくても物凄く楽しめること請け合いです。
もちろんサンドイッチやシチューセットは大変丁寧なつくりで
サンドイッチのパンの具はもとより、ベースに塗ってある
酸味とバターの香りがするクリームがたまらなく薫り高い。
ああいい香りだあああ


えとバターばかりじゃなんなのでパンについても少し
一時期超有名だったバゲットなんかも
今味わうととても軽やかで、普段無塩バターが好きな私も
これなら有塩でもいいかな、というほど。
食事を生かすバゲットなんだろうな、と。

baguette1.jpg


大好きなモーンも全体的にサクサク軽くて食べやすい。
ドイツパン屋さんで軽いというのが褒め言葉なのか迷うところだけど。

mohn.jpg

そしてぎりぎり1月終わりだったのでガレット デ ロアのスライスを。
うん、さっぱりガリッとしなかったよ。うん。

galette.jpg

打って変わってこんなのも。
cornet.jpg


そういうわけで、今後ブロートハイムに行く場合は
必ずカフェに寄ってバターとのコラボレーション、
いやこれぞマリアージュいやいっそハネムーンか?
を楽しむと心に決めた次第であります。
ありがとう、ブロートハイム。

(注:カフェはゼーバッハというんだそうです)
posted by aya at 03:09| Comment(0) | TrackBack(0) | パン日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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